株式会社三和電設
082-208-5738 受付 8:00〜18:00

ホーム/ブログ

BLOG

ブログ

広島市佐伯区の株式会社三和電設のブログです。弊社が手がける屋内配線工事・電気工事の様子や会社の日常、求人に関する情報を発信しています。

広島の電気工事士職人常用単価|相場2,500〜4,500円の決定要因

|

広島市内で電気工事士職人として働いていて、「自分の単価は適正なのか」「求人票の月給と時給が合わない気がする」と感じたことはありませんか。常用単価は現場ごと・会社ごとに幅があり、経験年数や工事種別、元請・下請の構造によって大きく変わります。この記事では、広島の電気工事士職人の常用単価相場を2,500〜4,500円のレンジで整理し、実効月収の計算方法や求人票の読み方、単価交渉で押さえたい確認ポイントまでを一通りまとめました。転職や単価交渉を検討している方が、後悔のない判断をするための材料としてお役立てください。

広島の電気工事士職人・常用単価の相場と決定構造

広島の電気工事士職人の常用単価相場は概ね2,500〜4,500円/時間。経験年数と資格で決定され、元請企業ほど高く、下請多段階になるほど低下する傾向があります。

単価相場が2,500円から4,500円まで開く理由

まず押さえておきたいのは、同じ広島市内・同じ現場で働いていても、職人一人あたりの単価が1.5〜2倍近く開くケースがあるという点です。これは主に、元請・一次下請・二次下請という請負構造の段階的な単価低下によって生まれます。

元請企業から直接仕事を受けている職人は、中間マージンが少ないため単価も高く維持されやすい傾向があります。一方、二次下請・三次下請と段階が下がるごとに、各社の利益や経費が差し引かれ、末端の職人単価に反映される金額は目減りしていきます。広島市内でも、同じマンション新築現場で作業していながら、元請直の職人と三次下請の職人で単価が1,500円以上開くケースは珍しくありません。

加えて、会社規模・受注ルート・元請との取引年数によっても単価は変動します。長年の取引で信頼関係が築かれている会社は、単価交渉の余地が広がりやすく、結果として職人へ還元される金額も安定しやすい傾向があります。単価が低い場合、必ずしも技術力の問題ではなく、契約構造上の問題であるケースも多いという点は、キャリア判断の際に意識しておきたいところです。

年齢・経験年数別のスタンダード単価

経験年数別の広島市内の目安単価は、以下のような幅で語られることが多いです。1年目の見習いで概ね2,500〜2,800円、3年目で2,800〜3,200円、5年目で3,000〜3,500円、10年目以降で3,500〜4,000円が一つの目安になります。ここに第二種・第一種電気工事士や消防設備士といった資格の有無で+200〜400円が加算されるイメージです。

もっとも、この数字はあくまで広島県内の求人票や業界の一般的なデータから見た目安であり、現場や会社によっては上下します。自分の単価が相場のどのあたりに位置しているかを把握するには、経験年数だけでなく、担当できる工事種別・単独で仕事を任される範囲・図面の読解力といった要素も含めて総合的に見る必要があります。

経験年数基本単価(円/時間)資格別プラス
1〜2年目2,500〜2,800円第2種+200円
3〜5年目2,900〜3,300円第1種+300〜400円
6〜9年目3,300〜3,700円消防設備士+200円
10年目以上3,700〜4,500円複数保有+400円〜

当社では広島市を拠点に、府中町・海田町・坂町を含む地域で屋内配線工事を承っております。求人条件や単価の考え方についてご質問がある方は、お問い合わせはこちらからお気軽にご連絡ください。

広島市の工事種別による単価の差異と特性

広島の工事種別による単価差は概ね±300〜500円程度。新築配線を基準に、工場設備は最も高く、リフォーム配線は相対的に低くなる傾向があります。

新築・リフォーム・工場設備の単価ランキング

工事種別ごとに、必要となる技術・危険度・スケジュール制約が異なるため、単価にも差が出ます。広島市内で見られる一般的な傾向としては、単価の高い順に、工場・プラントの電気設備工事、大型商業施設の新築配線、住宅・オフィス新築配線、リフォーム配線という並びになりやすいです。

工場設備工事は、動力配線・制御盤・高圧設備などを扱うことが多く、第一種電気工事士や高圧関連の資格が求められるため単価も高めです。相場としては概ね4,000〜4,500円/時間で語られることが多い領域です。新築配線は現場が安定しており、段取りが組みやすい分、3,200〜3,600円が中心。リフォーム配線は既存住宅への部分工事が多く、現場ごとの条件差が大きいため、2,800〜3,200円と幅があります。

また、消防設備・弱電・通信配線といった専門性の高い領域は、資格保有者が限られる分、単価が上乗せされるケースがあります。自分がどの領域を得意とし、どこにキャリアを伸ばしていくかで、5年後の単価は大きく変わってきます。

広島市の季節変動と単価の上下

広島市内の電気工事士の仕事量は、季節によって波があります。一般的には3月から7月にかけて新築工事や店舗改装が集中し、現場数が増える時期です。この時期は需要が高いため、単価が上ぶれしやすく、複数の応援依頼が入ることも珍しくありません。

一方、8月から10月にかけては夏場の暑さや盆休みで工程が乱れ、現場数が落ち込む傾向があります。冬場は比較的落ち着いた稼働で、屋内工事が中心となります。年収を意識するなら、繁忙期にどれだけ稼働を確保できるか、閑散期にどう単価を維持するかが鍵になります。

工事種別相場単価(円/時間)需要・季節性
工場・プラント設備4,000〜4,500円通年安定
新築配線工事3,200〜3,600円春〜初夏が高い
リフォーム配線2,800〜3,200円秋〜冬に多い
消防・弱電設備3,500〜4,000円年度末に集中

当社の業務内容や取り扱う工事種別については、業務内容・施工事例はこちらからご覧いただけます。

1日の流れと拘束時間から見る実効月収の計算方法

広島の電気工事士職人は、単価3,200円でも実効月収は22万〜26万円程度になりやすい傾向があります。拘束時間・待機・移動時間で20〜30%の時間ロスが発生するためです。

現場勤務の拘束時間と実働・待機の実態

そもそも「時給3,200円」と聞くと、単純に8時間×20日で月51万円になる計算です。しかし、実際の現場ではこの数字通りにはなりません。広島市内の一般的な現場では、朝6時30分に事務所や集合場所に集まり、車両で現場へ移動、17時30分前後に帰着というスケジュールが多く見られます。拘束時間は約11時間です。

この11時間の中には、朝礼・KY活動・材料の積み込み・現場までの移動・昼休憩・現場内での段取り・他業種との調整による待機・後片付けなどが含まれます。純粋に「工具を握って作業している時間」は7時間半程度になることが一般的です。この非実働時間をどう扱うかで、実効時給は大きく変わってきます。

会社によっては、拘束時間全体に対して日当を設定しているケースと、実働時間に対して時給を設定しているケースがあります。求人票の記載だけでは判断が難しいため、面接時に「拘束時間ベースか、実働時間ベースか」を確認しておくと、入社後のギャップを防ぎやすくなります。

月給20万円台から30万円台へ到達する現実的なステップ

単価3,200円の常用で、月20日稼働・実働7.5時間として計算すると、額面は月48万円という理論値になります。しかし、実際には天候による中止や現場調整、有給消化などで月の稼働日数は18日前後に落ち着くことが多く、さらに社会保険料や税金が差し引かれるため、手取りベースでは22万〜26万円程度に着地するケースが目立ちます。

月給30万円台を安定して稼ぐには、単価を3,500円以上に引き上げるか、稼働日数を22日以上に増やす、あるいは高単価な工事種別(工場設備など)にシフトする必要があります。単に長時間働くだけでは体力的に持続が難しいため、単価そのものを上げる方向で戦略を組む方が現実的です。

単価交渉・求人票の確認で失敗しない5つのチェックポイント

電気工事士職人の単価交渉では、時給単価・月給計算根拠・拘束時間・交通費・手当の5項目を書面で確認することが、口頭約束の誤認を防ぐ基本になります。

求人票の「月給〜円」と「時給〇円」の読み分け方

求人票で最もトラブルになりやすいのが、「月給28万円」「時給3,200円」という表示の解釈違いです。月給表示の場合、月20日×8時間の稼働を想定した計算が多く、実働時間が異なると想定通りに支給されないことがあります。時給表示の場合も、拘束時間全体に適用されるのか、実働時間だけに適用されるのかで、月収が大きく変わります。

交渉の際は、「時給3,200円は残業手当・皆勤手当を含んだ金額なのか、それとも基本時給なのか」「1日の想定稼働時間は何時間で計算しているのか」を必ず確認しましょう。可能であれば、その計算根拠を書面(採用通知書や労働条件通知書)で受け取ることが、後々のトラブル防止につながります。

給与明細で単価・手当・交通費を確認する習慣

入社後は、1ヶ月目の給与明細で約束と実際の支給内容が一致しているかを必ず確認してください。基本給・残業代・各種手当・交通費・社会保険料の控除項目まで、一つひとつ整合性をチェックする習慣が大切です。もし約束と異なる項目があれば、その月のうちに人事・総務担当へ確認することをおすすめします。時間が経つほど修正が難しくなるためです。

確認項目質問例落とし穴
時給単価の内訳「時給に手当は含みますか」基本給+手当と誤認
拘束時間の扱い「拘束か実働か」移動時間が無給
交通費・車両手当「現場までの交通費は」自己負担が発生
社会保険加入「入社時に加入ですか」試用期間中は未加入

働き方や条件面の相談は、当社の業務内容・施工事例はこちらもあわせてご確認いただくと、実際の仕事内容のイメージが掴みやすくなります。

広島の電気工事士職人で年収アップを実現する3つのキャリアパス

広島の電気工事士職人が年収アップを実現するには、資格取得による単価上乗せ、現場監督への昇進、独立による歩合型へのシフトという3段階のキャリアパスが現実的な選択肢になります。

資格取得による単価上げと限界

まず取り組みやすいのが資格取得です。第二種電気工事士から第一種電気工事士へのステップアップで、単価に+300〜400円が上乗せされるケースが一般的です。加えて、消防設備士(甲種4類など)、認定電気工事従事者、施工管理技士補・技士といった資格を組み合わせることで、対応できる工事範囲が広がり、単価交渉の材料が増えていきます。

ただし、資格取得だけで到達できる年収には一定の上限があります。常用単価制のままでは、単価4,000円・月22日稼働でも、社会保険料・税金を差し引いた手取りは30万円前後で頭打ちになりやすいのが実情です。資格は「土台」として重要ですが、それだけで月収35万円以上を狙うのは容易ではないことも、頭に入れておきましょう。

現場監督昇進と独立による収入構造の転換

単価制の枠を超えるには、収入構造そのものを変える必要があります。一つは、5〜7年の実務経験を積んだ後に現場監督・施工管理職へシフトする道です。施工管理技士の資格を活かして工程管理・原価管理を担う立場になれば、月給ベースで40〜50万円台の求人も広島県内で見られる傾向にあります。

もう一つは、独立して個人事業主や一人親方として手間契約で仕事を受ける道です。元請から直接仕事を受けられるようになれば、中間マージンが減り、実質的な収入が増える可能性があります。ただし、独立は仕事の獲得・経理・保険・工具の維持などをすべて自分で担う必要があり、営業力や人脈が問われる働き方です。どの道を選ぶにせよ、3年目・5年目・7年目といった節目で、自分のキャリアの方向性を見直す時間を持つことをおすすめします。

当社では、広島市・府中町・海田町・坂町を中心に屋内配線工事を行っており、経験を積みながらキャリアを考えたい方のご相談も承っています。詳細はお問い合わせはこちらからご連絡ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 単価3,200円と聞いたのに月20万円台なのはなぜ

時給3,200円×実働7.5時間×20日は理論値です。実際には拘束11時間の中に待機・移動・段取りが含まれ、雨天中止や現場調整で稼働日数も18日前後に落ちるため、手取り22万〜26万円に着地しやすい傾向があります。

Q. 経験3年目で単価交渉はどう切り出すべきですか

広島市内の3年目の相場は概ね2,900〜3,200円です。事前に同業他社の求人票を3〜5社確認し、相場を根拠に「同規模工事の相場は3,100円前後ですが、当社での評価はいかがでしょうか」と切り出すと、感情論にならず建設的に話しやすくなります。

Q. 月給30万円を超える職人はどんな立場ですか

現場監督への昇進、工場設備など高単価案件への特化、独立・手間契約への転換のいずれかが一般的です。常用単価制のみで到達するのは難しく、5〜7年目を目安にキャリアの方向性を見直す方が現実的です。

この記事を書いた理由

著者 - 株式会社三和電設

広島市内で屋内配線工事を承る中で、職人の方から「自分の単価が適正か分からない」「求人票の月給と実際の手取りが合わない」といったご相談をよくいただきます。単価の決まり方が可視化されにくい業界だからこそ、判断材料が必要だと感じています。

この記事が、広島の電気工事士職人として働く皆様が、単価交渉や転職の場面で不利な条件を避け、納得のいくキャリアを築くための一助となれば幸いです。

会社概要・アクセスはこちらからご確認ください。

お問い合わせ

株式会社三和電設|屋内も屋外も対応する広島の電気工事
株式会社三和電設
〒731-5103 広島県広島市佐伯区藤の木4丁目6番14号
TEL 082-208-5738 FAX 082-208-5788
建設業許可 広島県知事許可(特-7)第40191号
佐伯区で女性電気工事士|...
電気工事士資格取得支援|...